徒然黒猫顛末記
日々の徒然なる駄文・お目汚しです 大半が更新情報あとは管理人の妄想を書きなぐり 日々とかいってますが毎日更新はきっと無理 コメントは大歓迎ですのでお気軽にどうぞ~
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見てきました
ふと思い立って
一人でふらりと観に行ってきました
自分でもびっくりするくらいに泣いてしまいまい
別段物凄い感動したとかそういうんじゃなくて何だかじわじわと
大まかなストーリーは
ある哀しい事故で両親を亡くし
奇跡的に助かったアヤカ・ウィルソンちゃん演じる1日しか記憶のもたないパコ
たった一人で小さな小さな会社から大きな企業にまで築いたけど
会議中に倒れ第一線を退く事になった偏屈で傲慢な男、役所公司演じるくそじじい大貫
入院した病院でも勿論嫌われ者
そんな大貫はパコと出会うことで自分のワガママや傲慢さ身勝手さに気づかされ、
いつしか一日しか記憶を留めて置く事ができないパコのために何かしてあげたいと純粋に考えるようになる。
そして考えついたのは
パコが毎日読んでいる(お母さんからの誕生日プレゼントの)絵本をお芝居にして自分達で演じる事
一緒に入院している変テコで個性の塊のような患者たちやおかしな医者、看護師たちに頼み込み・頭を下げて
次第に心を通わせるようになり
いよいよ上演することになった芝居の出来映えはいかに・・・?
そして物語は進みクライマックス
そしてそのお芝居を見たパコは・・・・演じた大貫は・・・その後のパコの運命とは・・・
というものなんですが
各キャラクターの個性が凄くて
色々小ネタも挟んでるし 出ている役者さんはそりゃもう癖のあるお方で
(個人的には阿部サダヲが好きいい味出してました)時折噴出すようなシーンもあるし
何しろ凄いんですよCGが
ガマ王子は可愛いし(個人的には家来のタニシが好き)
途中からパコのもっている絵本のストーリーがアニメ調の3DCGで映像化されるんですがこれがまたすっごくクオリティが高い
監督さんが中島哲也さんだけあってどぎついキャラクターに大げさで派手な演技・・・
あっという間の物語の進み具合に話の中にほんとに引きずり込まれた感じがしました
物凄く生クリームとか色んな果物でごってごてにデコレートしたケーキなんだけど食べてみたら胸焼けするくらいに甘ったるいんだけど何だか後味がしょっぱかったって感じでしょうか(何言ってんだ)
でもこういう大人が必死になる姿って何だかいいですね
大貫が始めは怒鳴り散らしてたのにいつにまにか優しい声でパコに話しかけてるのとか見てたら
ぐっと来ました・・・・・・
いい映画観れたな
その一言なんですけどね